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2014年8月1日

世界学生選手権国内最終合宿レポート

8月4日から開幕する第22回世界学生選手権。すでにチームは開催地・ポルトガルへと旅立ちましたが、国内最終合宿の模様をお伝えしましょう。
男子は7月中旬の合宿ではトヨタ車体、大崎電気、そして最終合宿でも、大崎、そして日本代表とテストマッチや合同練習を重ねました。
チームとしての練習時間は限られましたが、テストマッチでの課題を翌日、午前の練習でクリアし、その日の午後、再びテストマッチを行なって、新たな課題を見つける、という流れで、仕上げをしていきました。
男子チームのムードメーカー子安
ラインを上げたアグレッシブなDFを仕掛け、メンバー16人全員での戦いを想定している大城章監督。
1次リーグはスペイン、ブラジル、ルーマニアと3連戦。大型の相手とのぶつかり合いで体力の消耗は必至ですが、苦しい時間帯をキャプテン植垣選手やムードメーカーの子安選手らを中心に持ちこたえ、白星を重ねたいところです。
「派手さはないが、とてもおもしろく、より試合で成長できるチームだと思う。リオデジャネイロ・オリンピックにも絡み、東京オリンピックでは主役となってほしい世代。そのキッカケとなる結果がほしい」
大城監督は意欲充分に語ってくれました。
女子も樫塚正一監督が「7人、8人でのゲームは考えていない。16人をどう使うかが私の課題」と語るように、16人全員が機能できる戦いをめざしてのトレーニングを行なってきました。
コミュニケーションを重ねて理解を深め合う
所属チームとの戦術の違いなど、戸惑いも残るだけに、樫塚監督と齊藤慎太郎コーチのスタッフ同士、スタッフと選手たち、そして選手たち同士が1つひとつのプレーに対し、コミュニケーションを繰り返すシーンが多くありました。相互の理解は、日に日に深まっているようです。
男子と同様、1次リーグは8月4日からの3連戦。リズムが狂うと立て直しは難しいだけに「初戦のロシア戦でうまく大会に入り、次のポルトガル戦で勝負」と樫塚監督は話します。
エース河田選手や安倍選手、加藤選手、多田選手、網谷選手と、日本リーグでプレーする選手たちがうまくチームをリードし、学生選手たちがついていく流れを作りたいところです。
活躍が期待されるエース河田
スタッフを含め、全員がどこまでお互いを理解し、持っている力を引き出し合えるかもポイントとなるでしょう。
男女とも、この大会を経験して日本代表入りしたり、日本リーグでもトッププレーヤーに成長した選手がこれまでに多数います。
悲願のメダル獲得、そして、登竜門となるこの大会で飛躍のキッカケをつかむ選手が多く出てくることを期待しています。


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